こんにちは、慎太郎(@shintaro_163cm)です。
ドラムを叩くの楽しいですよね。しかし何事にも言えることですが、楽しいことでもやりすぎると毒になってしまうことがあります。
僕の場合は関節炎でした。
周りのドラマーに負けていられずこれでもかと練習していたある日、突然針を刺したような痛みに襲われて演奏できなくなりました。
病院に行ってもなかなか改善されず、「このまま演奏できなくなってしまうのではないか・・・。」
その時の辛さは今でもおぼえています。
しかしある方法を使い、治すことが出来ました。
今回は
手首が痛くなった時の治療法
手首を痛める3つの原因
を紹介します。
※あくまで1人のドラマーとしての意見ですので、参考程度に読んでください。まずは病院で診てもらいましょう。
手首が痛くなった時の治療法
1番効果があるのは冷却です。これに尽きます。
炎症という漢字には火という字が入っているので
「じゃあ鎮火しよう」
ということです。
経験談ですが、痛めたら温めましょうという真逆の対処法も存在しますが、それは慢性的な痛みに対するものです。
なにもしていなくてもじんじん痛む、こんなときは冷やしましょう。
冷やし方の手順
1,まず風呂桶に氷水を入れましょう。
2.風呂桶に手を突っ込みましょう。
20分じっとしておきましょう。2分ではありません。20分です。
かなりつらいでしょうが、我慢です。
これを1日2回、朝晩行いましょう。だんだんと痛みが消えていきます。
僕はこれで1か月治まらなかった痛みが1週間で消えました。
手首を痛める3つの原因
何故痛めてしまうのか原因を探っていきましょう。ここを疎かにするとまた痛めてしまいます。
力の入れすぎ
これがダントツに多いと思います。
レッスンで生徒さんを見ていると、腕から叩こうとする人が多いように思います。
力みっぱなしでいいことは1つもありません。
水道で手を洗った後に水を払うために手を振る。この脱力感を参考にしましょう。
正しく叩けていない
叩いた後にスティックをしっかり跳ね返していないと、これまた痛める原因になります。
具体的な例はこちら
このように打面に押し付けてしまうと、叩いた衝撃がすべて手首に伝わってしまいます。
音も汚くなってしまうので、絶対にやめましょう。
休憩をしない
朝も昼も夜も練習漬け。そうなると体が限界を迎えます。
いくら若くて元気でも、休息がないと疲れが蓄積してやがて痛みとして信号がでてしまいます。
1時間ずっと練習するよりも、50分叩いて10分休憩するなど工夫して練習スケジュールを組み立てましょう。
休憩も練習の一環です。
さいごに
手首を痛めると演奏に支障が出るだけでなく、気持ちが沈んでしまいますよね。
辛いでしょうが、これを演奏スタイルや練習方法を改善するタイミングと捉えて、気持ちを前向きに持っていきましょう。
第一線で活躍しているトップレベルのドラマーも、この痛みを乗り越えて上手になっています。
体の痛みはあなたがたくさん練習してきた証拠です。頑張った分今は少し休みましょう。
そしてまた叩けるようになることを願っています。
読んでいただきありがとうございました。
※叩き方の基本についてはこちらをどうぞ
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