こんにちは、慎太郎(@shintaro_163cm)です。
タイトルの通りなのですが、ドラム譜の譜面を販売しています。
基本的にはJASRACの定める著作権の範囲内で作っています。
なので全て邦楽です。
洋楽が欲しい、こんなアレンジしてほしい等、他にも譜面のリクエストがあれば、ブログやTwitterのDMなどで受け付けています。
読んでいただきありがとうございました。
ということで、ここからは譜面にまつわるただの雑記です。
目次
譜面作成の苦難
2022年6月現在で講師歴は13年になりました。
13年ですって。不吉。
講師やってると譜面って必ず書くことになります。
講師になった13年前の4月、難しい譜面も書けるようにならなければいけないと思い、aikoのバンドスコアを丸々写経した事を懐かしく思います。
学生時代は自分が読めたらそれで良いや、と思っていた譜面ですが、お仕事として作る時はそんな事言えません。
人に見せられるような、それを使って練習する生徒さんを想像しながら書かなければいけません。
なのでなるべく丁寧に書いたつもりでした。
そして、元が汚いと丁寧さもただの誤差と気付くのに時間はかかりませんでした。
そしてApple信者に
そんなコンプレックス(?)と戦いながら10年ほど譜面を書いていましたが、ここで革命的な事が起こります。
MacBook Air購入です。
今まで使っていたパソコンの動作がおじいちゃんみたいに遅かったので、あまりパソコンを使った作業はしていませんでした。
それがMacを使うと起動が秒速。
iPhoneやiPadとの連携が素晴らしいこともあり、パソコンってすげぇとようやく実感。
ここでやっとこさ譜面をパソコンで書く事を覚えます。
祝・アナログ人間からの脱却です。
ここがすごいよMuse Score
譜面作成に使っているのは、「ミュージシャンなら知らなければモグリ」と言っても良いぐらい有名なMuse Scoreです。
ありがたいことに無料です。足向けて寝られませんね。
有料の譜面作成ソフトっていっぱいありますが、それが必要な人ってバンドスコア作ったりオーケストラ譜作ったりするガチな人向けだと思います。
ドラム譜だけ作りたい僕はあまり惹かれませんでした。あと有料モノって値段が高いので。(2,3万円はザラ)
さてこのMuse Score。使ってみて色々と分かったので、簡単に紹介します。
ちなみに、ドラム譜しか作ってないので情報が偏ると思います。そこは大目にみてください。
譜面が綺麗に書ける
当たり前やないか。でも紹介します。
今まで手書きで書いて
というやり取りを100回以上繰り返した僕からすると感動なんです。
初対面の生徒さんに「こいつ字汚ねぇ」と思われたらいかんと思いながら綺麗に字を書く練習をしていない僕からすると革命的な出来事です。
コピー&ペーストで効率化
これはかなりありがたい。
いちいち同じリズムパターンを打ち込まなくてもコピペしたら一瞬です。
おかげでコマンドキーとCとVだけ指紋だらけですが。
手書きだと譜面を書き続けてると手が疲れてくるんですよね。そして最後の方になると雑になっていく。
指先だけで音符を書けることのなんと素晴らしきことか。
データで管理できる
手書きだとわざわざファイルを買って保管していましたが、今はパソコンに全部ぶち込んでいます。
曲名で検索したら一瞬で見つかるので、時間のロスも無くなりました。
Dropboxで全部管理しているので、スマホでプリントアウトできるのが果てしなく便利。
なので、パソコンで譜面作成ができたら紙の譜面は処分していってます。
詰め込んで書けない
これはデメリットになりますが、見栄えの関係で音符をぎゅうぎゅうに詰め込む事ができません。
手書きならどうとでもなるのですが、Muse Scoreの場合、1段に4小節入れたい時に3小節しか入らない、なんてことはあります。
このように16分音符をぎっちぎちにするのはダメみたいです。
別に気にしなかったらいい話なのですが、今まで譜面は1段に4小節!と決めていた身からすると、最初はかなり気持ち悪かったです。
個性がなくなる
譜面をパソコンで書き始めたばかりの時、結構な生徒さんから言われたのが
とのこと。
言われてみれば確かに。
と納得しようと思ったのですが、
・行間の幅の設定や休符の位置の微調整
・手書きとそう変わらない採譜時間
・生徒さん毎に分かりやすくアレンジ
とかしてるから僕からしたら心はめっちゃこもってます。
要は真心が伝わるか伝わらないかの違いですね。
でも手書きだと手が痛くなるから辛いんです。許してちょ
購入したと疑われる
これはかなり少数派ですが、譜面を渡すと「どこで売ってたんですか?」とちょこちょこ聞かれました。
パソコンで書いたんですよーと言うと「パソコン持ってるんですね!」と。
それぐらい持っとるわい
僕がパソコン使ってないように見えるのが1番の原因なので何とも言えん。
でも面白いからいいんです。
レッツ金儲け
そんな具合で、メリット・デメリット・自分の属性まで浮き彫りになった今回のMuse Scoreですが、これ仕事にできんじゃね?と思ったのが譜面販売の始まりです。
講師を10年以上してるから採譜のノウハウもそれなりにあるし、みんなが欲しがってる曲の譜面はなんとなく頭に入っている。
実際に売ってみたら1ヶ月に10曲ぐらい売れている模様。
毎度ありがとうございます。
まだ曲数は少ないですが、これからどんどん増やしていく予定なので、面白そうな曲や難しそうな曲、知らないけど挑戦してみようかな!な曲があれば是非購入してください。
読んでいただきありがとうございました。
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