ドラムの練習法っていっぱいありますよね。ネットで調べてみると
シングルストローク上達方法!(連打の事)
フィルインのバリエーション!(派手な演奏とかね)
ドラムソロ構築!(ドラムソロね)
とか無限にありますね。なので、今の時代のあるあるかなという相談を生徒さんからよくされます。
今回はそんな些細な疑問に個人的な見解を含めて紹介します。
迷ったらリズムパターンを練習すべし
結論から言いますが、リズムパターンをまず練習するべきです。
俗にいう8ビート、ドツタツドドタツの事ですね。
え?叩けるけど?とか、難しい叩き方とか練習しなくていいの?という方が大半だと思います。
その疑問はひとまず置いておきましょう。
ドラムは伴奏楽器
あなたの好きな曲のドラムを聴いてみましょう。
ひたすら連打してますか?そんなことないと思います。
Aメロを聴いてみましょう。
とんでもないフレーズが流れていますか?流れていませんね。
これは強く伝えたいことなのですが
ドラムは伴奏楽器です。
まずは伴奏が出来るようにしましょう。主旋律を引き立たせいてこそ、あなたのドラムは輝きます。
ならば伴奏をしっかりできないといけませんね。
はい、リズムパターンを練習しましょう。(威圧)
リズムパターンは下半身
これは私見ですが、1曲のなかでのリズムパターンの割合は少なく見積もってもおおよそ7~8割ほどだと思っています。
これ、人間の体と似ています。
人間の筋肉のおよそ7割は下半身に付いていると言われています。
想像してみましょう。
リズムパターン(足腰)を強固にしてフィルイン(上半身)を安定させる。
鍛えれば鍛えるほど頑強なものになっていく。
こう考えると、いつも叩いているリズムパターンがいかに重要か、分かっていただけると思います。
どうやって練習すんの?
段々リズムパターンが叩きたくなってきましたね?え?そんなことない?
ちょっとお兄さんと裏でお話ししましょうか。
肝心の練習法になりますが、とても簡単です。
あなたの好きな曲を流しましょう。テンポがあまり速すぎず、ドラムパートが休まない曲が理想です。
それを延々流して叩き続けます。
多少間違っていたって構いません。叩けないフレーズがあっても放っておきましょう。
ひたすらメロディを聴きながら叩き続けます。
細かいことは考えずに質より量の精神で頑張ってみましょう。叩く時間が長いほど良いです。
僕の体験談になりますが、上記の練習を続けたことによって、とても余裕を感じるプレイが出来たように思えます。
それに伴って自然とフィルインも落ち着いて叩けるようになり、メンバーからは、お前と演奏すると安心する、と言ってもらえることが多くなりました。
最後に
ドラムはバンドの屋台骨です。太く強くあればあるほど、アンサンブルに厚みが出て周りから一目置かれるようになります。
皆が出来ることを誰よりも格好良く。これが大きな財産になると考えています。
今回はリズムパターンが大事というお話でしたが、もちろんフィルインも同じぐらい大事です。こちらに関しては、少し違った視点から記事を書いてみようと思います。
読んでいただき、ありがとうございました。
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