こんにちは、慎太郎(@shintaro_163cm)です。
曲の練習って皆さんはどんな風にしていますか?
譜面見ながら叩いている方は結構いらっしゃると思います。
そんなあなたに提案があります。
譜面を暗譜しましょう。
暗譜をすることで得られるメリットはとても多いです。
この記事では、
暗譜とは何か
暗譜が出来るようになる方法
暗譜するメリット
を紹介します。
参考になれば幸いです。
目次
暗譜とは
楽譜を覚えることを暗譜と言います。
主に譜面を見ずに演奏するときに用いる言葉です。
レッスンを受けていると、譜面を見ながら叩くのが当たり前になってしまうので、なかなか大変な印象を持たれます。
僕は発表会やライブでは暗譜を勧めていますが、よくこんなことを言われます。
・暗譜したつもりでも本番忘れてしまうかも・・・
分かります。譜面って一種の精神安定剤みたいなものなので、無くなると途端に気持ちに陰りが見えてしまいますよね。
そこで、僕が今まで実践してきた中でこれは効果がある!という暗譜の方法を紹介します。
暗譜が出来るようになる方法
完全に覚えていなくても譜面を見ずに叩く
暗譜って言われるとどうしてもしっかり覚えてからじゃないとダメ!と思われがちですが、そんなことはありません。
むしろ何となく覚えたかな?ぐらいで叩く方が効率が良かったりします。
何となく覚える
↓
叩いてみる
↓
覚えてなかったところを重点的に練習する
こんな風に、練習しなければいけないところが判明するので、既に覚えているところも一緒くたに練習してしまうという時間の無駄を回避できます。
この「なんとなく覚えて叩く」ことにハードルを感じる方が多いでしょうが、「間違えてもそんなに気にしなくてもいいや」という気持ちで取り組むと良いかと思います。
気楽にやりましょう。
五感をフル活用する
ドラムは全身を使う楽器です。それならば、五感も使って曲を取り入れましょう。
目で譜面を確認し、耳で曲を聴く、腕の振りで叩き方を覚えて、フレーズを口ずさみ、曲を聴きながら頭の中で演奏している風景を思い浮かべます。
目と耳だけでなくこうして全身くまなく音楽を意識することによって、曲が自分の深いところまで入っていきます。
なかなかドラムに触れないけど覚えたい曲がある。そんな時は常に頭の中で演奏をしておきましょう。
場面ごとに繰り返し演奏する
より効果的な方法になります。道具が必要になるので、出来そうだったら試してください。
手順
語学学習機能が搭載されている音楽プレーヤーやアプリを用意する
↓
練習したい区間を指定して繰り返し演奏する
↓
5~10分程叩き続ける
最初は譜面を見ながらでも構いません。
苦手なところだけに絞って演奏できるので、効果てきめんです。
この方法を見つけたとき、「もっとはやく知っていれば良かった・・・」と少し後悔しました。
それぐらいオススメの練習です。
ちなみに、この練習で僕が使っていたのはSONYのウォークマンです。
これ
暗譜をするメリット
そんな疑問が出てくると思いますので、暗譜がなぜ大事なのか?暗譜をすることで得られるメリットは何か?についてお話しします。
格好良い
人によるとは思いますが、これはかなり大きなメリットと思っています。
ライブで演奏する際、譜面を見ている人と見ていない人が居たらどちらが見栄えが良いでしょうか?
そうです、譜面を見ていない人ですね。
楽器を演奏したことがない人からは、「あれだけの演奏を覚えたの!?すげー!」と言われちやほやされること請け合いです。
曲の法則が見えてくる
譜面を見ながら演奏してしまうと機械的に叩いてしまうので、曲の展開に関して無頓着になってしまいます。
その結果、ダイナミクスも何もないつまらない演奏になってしまいます。
暗譜をしていると、そういった譜面に書いていない情報もキャッチできるようになるので、演奏に深みが増します。
レパートリーが増える
俗にいう引き出しが増えるというやつです。
暗譜して演奏したリズムパターンやフィルインは自分のものになり、何気ないふとした瞬間に叩けます。すると、バンドで曲を作る際にフレーズに困ることがありません。
今譜面を見ながら叩いているなら、今まで演奏したフィルインをすぐに叩けるか試してみてください。
おそらくすぐに思い出せないと思います。
これが自分の引き出しになったかなっていないかの差です。
さいごに
暗譜は時間と労力がかかる大変な作業です。
ですが、それをするだけの価値がある大事な作業でもあります。
もし、暗譜に挑戦しているけどなかなかうまくいかなくて辛いという方が居ましたら、好きなバンドのライブDVDを見ましょう。
譜面を見ながら叩いている人はいないと思います。
譜面を見ずに叩けるようになったらこんなに演奏できるのか!と自分を奮い立たせて挑戦してほしいです。
暗譜して前を向いて叩くと、全く違った景色が見られて楽しくなります。
一緒に頑張りましょう!
読んでいただきありがとうございました。
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