こんにちは、慎太郎(@shintaro_163cm)です。
ドラムを叩いていると、常に付きまとう問題があります。
そうです、マメです。
マメが出来るといつも通りの演奏が出来ずに落ち込みますよね。
そこで今回は、マメが出来てしまう原因とマメが出来たときの対処法を紹介します。
参考になれば幸いです。
マメが出来る原因
マメが出来ると、それだけでやる気が削がれます。
スティックを持つのも嫌になりますよね。
それまで入れていた気合が一気にしぼんでいくのを感じます。
いつも通りに叩けないなら、練習の手を止めてマメが出来てしまう原因を考えて、次に活かしましょう。
力が入っている
まず、マメについて調べてみましょう。
肉刺(まめ)は手や足にできる水疱(水ぶくれ)で、医学的には外傷性水疱(がいしょうせいすいほう)とも呼ばれている。皮膚に摩擦などの機械的刺激が加わることで生じる水疱のこと。靴ずれでも同じ原理で生じる。
Wikipediaより引用
肉刺ですって。痛々しい漢字ですね。
ドラムを叩く場合、スティックを力いっぱい握って演奏したらマメができやすくなります。
こんな握り方
このようにギュッと握りしめると、人差し指にマメができてしまいます。
なるべく親指の腹と人差し指の第一関節でつまむようにすると、マメが出来なくなります。
こんな感じ
練習のしすぎ
これはドラムを始めたばかりの方に非常に多いです。
始めたての頃は、皮膚が硬くないのでスティックとの摩擦に慣れていません。
なので、正しい持ち方をしていても皮膚の耐久力がなく、マメが出来てしまいます。
たくさん練習したくなる気持ちは分かりますが、スティックを持つ時間を1日1~2時間にする、30分練習したら5分休憩する等、制限をかけておくことをオススメします。
しばらくすると皮膚が硬くなってきてマメができにくくなります。
硬くなったら思う存分練習しましょう。
マメが出来たときの対処法
どれだけ気を付けていてもマメができる時があります。
そんなときの対処法を知っておくと、慌てずに済みます。
潰さない
これ、とても大事です。
水が溜まった状態のブヨブヨの皮膚は、どうしても潰したくなります。
ですが、潰してしまうとばい菌が入って悪化することがあります。
自然に治まるのを待ちましょう。
その間は、なるべく練習は控えてください。
潰れてしまったら
演奏に夢中になっていて気が付いたらマメが潰れていた、なんてことはあり得ます。特にライブでテンションが上がっているとよくあります。
そうなってしまった場合は、すぐに水で洗って絆創膏を貼りましょう。
オススメは絆創膏はこれです。
よくある絆創膏と違い、しっかり肌に密着してくれるので、演奏していてもあまり気が散りません。
もちろん潰れていないマメに貼っても効果があります。
マメが出来ちゃったけど、明日ライブだから無理してでも演奏しないといけない!な状況でも活躍します。
マメは体からの信号
ドラムを叩いていると、誰しもマメに苦しむことになります。
ですが、マメが出来る=今の演奏が良くないことを知らせてくれると捉えることも出来ます。
マメが出来たとき、変な練習や強引な演奏をしていませんでしたか?
このように、マメは自分の演奏を振り返る大事さを教えてくれます。
最初は厄介だな、と思うでしょうが「原因はすべて自分にある」と考え直して、これからどう演奏するかを考えるきっかけになればいいなと思います。
読んでいただきありがとうございました。
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