こんにちは、慎太郎(@shintaro_163cm)です。
前回はハイハットクラッチが原因でハイハットが動かなくなった時のトラブルの解決方法を紹介しました。
今回は別のトラブルでハイハットが動かなくなった時の対処方法を紹介します。
ぱっと見の原因が分かりづらいパターンなので、この記事を見て理解しておきましょう。
後半はハイハットスタンドの組み立て方も解説します。
ハイハットが動かない時
ハイハットは左足を使って操作する楽器です。
左足を上げるとハイハットが開き、下げるとハイハットが閉じるという仕組みです。
左足を下げるとハイハットが閉じて、それ以上踏み込むことは普通出来ません。
ですが、どれだけ踏み込んでも左足の動きが制限されないトラブルが起こることがあります。
通常はあり得ませんが、こんなふうにペダルが床に付いてしまっています。
これはハイハットスタンドのロッドにトラブルが起こっている証拠なので、原因を探っていきましょう。
ハイハットスタンドを解体
まずはクラッチを緩めてハイハットを2枚とも外しましょう
次に高さ調節ネジを緩めてパイプを外します。
すると、ロッドが残ります。
このロッドが抜けてしまっています。
これが今回のトラブルの原因ですね。
ハイハットスタンドにはネジ穴があるので、ロッドを差し込んであげましょう。
これを差し込んであげたら解決です。
そしてパイプとハイハットを装着したら完成ですね。
ハイハットスタンドの組み立て方
ハイハットスタンドの上部分の構造はこれでお分かりかと思いますので、次は下部分の組み立て方を紹介します。
上部分を外すとこうなりますね。
これを購入した時と同じ状態に戻します。
こんな風に折りたたまれています。
意外とコンパクトですね。
それでは先ほどの状態に戻していきましょう。
まずはスタンドを立てて、脚を広げましょう。
フットボードの下にある連結棒を握って、
ここの穴に通します。
で、脚を上から押さえつけながら、脚を開くネジを締めます。
上から押さえつけることによって、脚3つとフットボードの4点でバランスを取って立てることができます。
これが下部分の組み立て方です。
あとは先ほどのように上部分を組み立てたらハイハットスタンドの完成です。
さいごに
いかがだったでしょうか?
ハイハットスタンドの構造を知ることで、こういったトラブルにも冷静に対処できるようになります。
僕はこのトラブルに見舞われたのが初ライブの時だったので、◯ぬほど焦りました。
直し方がわからずにライブハウスのスタッフさんに対処してもらい、めちゃめちゃ恥をかいたことは覚えています。
皆さんはそうならないように、この動画、記事を見て予習をしておきましょう。
読んでいただき、ありがとうございました。
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