こんにちは、慎太郎(@shintaro_163cm)です。
タイトルにもあります、「梶原順 ギターレコーディングの流儀」を見ました。
自分はなんちゃってギタリストなんですが、ギタリストの現場って全然知らなかったんです。
勉強だ!と思い、見せていただきました。
結果的にとても素晴らしい内容のDVDだったので、共有したいと思います。
梶原順さんとは
1981年、アーティストのライブにおけるサポート・ギタリストとしてキャリアをスタートさせる。その後、マリーン、山本達彦、角松敏生、といったライブをサポートする傍ら、本田雅人 (Sax.)、石川雅春(Dr.) とWITNESSを結成した。
ライブ・サポート中心の活動であったが、1990年以降よりスタジオ・ワークをはじめるや、その群を抜いた演奏技術やありとあらゆるジャンルに対応してプレイスタイルを変える器用さでいわゆる「売れっ子」状態となり、様々なアーティストのアルバム等に参加している。スタジオ・ミュージシャンとして多忙を極める中でも、ライブ・サポートの仕事は途絶えることがなく、特に渡辺貞夫グループや本田バンドのギタリストとして有名である。
wikipedia内『梶原順』より引用
恥ずかしながら、元々めっちゃ知ってる!というわけではありませんでした。
お世話になっているバーで梶原順さんがライブするということで、見せていただいたのがきっかけです。
ギタートリオのライブだったのですが、とても楽しかったのを覚えています。
とても物腰柔らかく、本当にすごい人?と思っちゃいましたが、ギターを聴いてぶっ飛びました。
内容
ざっくり言うとドキュメントになっています。
ジャケットに書いてある仕込み無し!の文字に目が行きますね。
ネタばれしない程度に中身に触れていきます。
レコーディングの一部始終
まずは現場入り→ギターのセッティングまで。
エレキギター、エフェクターの紹介だったのですがちんぷんかんぷんでした。
ギタリストなら「ほほぅ…」とか言いながら見るところなんでしょうけど、無知ですみません。
一番興味がわいたのは譜面台でした。
なるほどなーと。たしかに些細なことだけど、そこもこだわるよねーと。
どんな譜面台かお見せしたかったんですけど、見つかりませんでした。
気になる方はDVD見てください。
初見作業
基本的にスタジオミュージシャンって、現場入りするまでどんな曲を演奏するか知らないんです。
なので、譜面を渡されてその場で曲を聴いて即演奏します。
その模様もしっかり収録されています。
譜面をもらって曲を聴きながら、キメ(各パートが同じ演奏をするところ)を書き込んでいきます。
ここの音符の書き方はかなり勉強になります。
最小限の形で、でも把握できる書き方です。
そもそもプロが譜面を書く場面なんてなかなか見られるものじゃないので、この作業だけでも見る価値があります。
そして1回聞いただけで「よし、やりましょう」と颯爽とレコーディングに向かう姿。
カッケェ・・・
レコーディング作業
ここも新鮮でした。つーか本編だから当たり前か。
ドラムって1回叩いたら「はいおつかれさまでしたー」って終わるんですね。
それに比べてギターはアコギ、エレキ、ガッドと色々な種類のギターを駆使しながら音を重ねて1つの作品にしていきます。
さながら精巧な建築物を建てていくよう。
そして当たり前なんですけどめっちゃ上手いんですよね。
えっ曲知ってました?って言いたくなるぐらいフィーリングが完璧なんです。
こうした百戦錬磨のギターテクニックを見られるのはかなり嬉しいです。
ギターで歌と対話していく
梶原さんの発言の中でとても印象に残っている言葉です。
これは僕がいつも心掛けていることと少し重なったので、気になりました。
音楽に対する姿勢や真心のようなものが垣間見え、それをなるほどと思わせる説得力のある演奏。
おこがましいですが、僕が年齢を重ねたらこんな風に音楽と向き合いたいと思います。
さいごに
プロを目指す人だけでなく、音楽が好きな人も是非見るべきな作品です。
ギターが詳しくなくても、どうやって楽曲が出来ていくのか、どんな気持ちで楽曲に音を吹き込んでいくのかという疑問がここで解消されます。
いやー見れてよかった。どうやったらあんな演奏できるんやろ。
練習かなぁ。練習かぁ。
読んでいただきありがとうございました。