こんにちは、慎太郎(@shintaro_163cm)です。
突然ですが、リムショットにはオープンリムショットとクローズドリムショットの2種類が存在します。
今回はクローズドリムショットの叩き方や練習法について解説していきます。
スネアドラムに手をベタ付けして叩く奏法です。
あまり出番がないクローズドリムショットですが、しっかり練習していつでも良い音で叩けるようにしておきましょう。
オープンリムショットって何?という方はこちらをどうぞ
目次
クローズドリムショットの叩き方
1.スティックの持ち方
まずは手を「OK」の形にしてください。
そして親指と人差し指の間にスティックをはさみます。
2.打面に手を付ける
1の形のまま、手を打面にベタ付けします。打面の2時の方向にスティックを置きましょう。
この時の注意点は、スティックを打面に付けることを優先することです。
3.叩き方
スティックのお尻と手の平の下の部分は打面に付けたまま、手前に引くようにスティックを上げ、そのまま振り下ろします
「カッ!」と小気味良い音が鳴れば成功です。
手が打面を離れると、スティックが当たる箇所が毎回バラバラになってしまいます。
それにより音が毎回変わってしまうので、絶対に避けましょう。
おまけ
このように、クローズドリムショットはスティックのショルダーと言われる部分を叩きます。
ショルダーのどこを当てるかでも音色が変わっていきますので、抜けが良い音を探してみましょう。
そして、スティックを逆さにして叩くと音が良くなることが多いです。
当たる面積の問題だと思いますが、逆さに持っても違和感がない場合は試してみましょう。
僕はいつも逆さにスティックを持っています。
クローズドリムショットを使った曲
叩き方が分かったところで、どのように使えばいいのかを実際の曲を聞きながら確認してみましょう。
アイネクライネ/米津玄師
0:26~のリズムパターンで使用されています。
叩いてみると、このようになります。
※クローズドリムショットはいつものスネアドラムと違い、表記が変わります
ありがとう/いきものがかり
0:53~で出てきます。
サビから一転、静かなAメロを演出しています。
実際に叩くとこのようになります。難易度は低めです。
「こんなところで使われていたのか」と意外に思うかもしれませんね。
あなたが知っている曲にもクローズドリムショットを使った演奏があると思います。
ドラムに注目して「カッ!」という音を探してみましょう。
さいごに
クローズドリムショットを使いこなせるようになると、曲の表現の幅が広がります。
今回紹介した曲のように、静かな曲との相性はバッチリです。
最初は良い音がなかなか出ないかもしれませんが、練習しているうちにコツがつかめてきます。
諦めずに挑戦してください。
読んでいただきありがとうございました。
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