こんにちは、慎太郎(@shintaro_163cm)です。
今回はキックペダルにまつわる話です。
キックペダルにこだわる方は多いと思います
僕も「このペダルしか無理!」と思っていた時がありました。
今は別になんでもi(略
話は戻りますが、キックペダルではなくビーターにこだわったことはありますか?
ちなみにビーターとは、キックペダルの先っちょの打面が当たる部分のことです。
楽器店に行くと、ビーターだけ単体で売っています。
思ったよりも色々種類があって驚くかと思います。
目次
オススメのビーター
YAMAHA BT610A
フェルトで出来ています。
フェルトと聞くと、なんだかふわふわしたようなイメージを持つかと思います。
そのイメージ通りの音と言いますか、音が広がるように感じます。
触ると分かるのですが、結構固めです。
あまり激しすぎないポップスの曲で使用すると、相性抜群です。
Pearl DB-150
フェルトとプラスチックの2刀流になっています。
プラスチックはアタック感が強めになっているので、ハードロックやヘヴィメタルで活躍します。
演奏する曲ごとに付け替えて音のキャラクターを変えることができるので、1つ持っていると色々と対応できます。
フェルトと違い、耐久力に優れています。
DANMER DM-205
通称りんご飴です。材質は木になっています。
攻撃力が高く、打感が独特になっています。
大きい音を出したいなら是非持っておきたい一品です。
唯一のデメリットは、扱えるようになるまで時間がかかることです。
MEINL Black Sheep Cajon Beater CPB5
名前の通り、羊の様にモコモコしています。
カホンという楽器に使いますが、ドラムにも使用可能です。
アタックの感触を消して、フェルト以上に音が広がるように聞こえるのが特徴です。
主にジャズで使えます。
TAMA BSQ10S
なんとスポンジで出来ています。
小さい音で演奏しなければいけない時に重宝します。
そこそこ強く踏んでもほとんど聞こえないので、ハードヒッターが音量を抑えなければいけない場面で活躍します。
結局どれ使えばいいの?
5種類のビーターを紹介しましたが、「じゃあどれ使ったらいいの?」と聞こえてきそうなので、使用するシーンに分けて案内させていただきます。
ロックバンドするならYAMAHA、Pearl
超ハードな演奏ならDANMER
バーで演奏したり、ジャズをするならMEINL、TAMA
というようになります。
しかし経験上ドラムを長く続けると、最終的に色々なジャンルに手を出したくなります。
そうなると全部買ってしまうのも手です。
僕は上記のビーターをすべて持っていて、演奏ジャンル毎に変えています。
その場にふさわしい音質になると、やる気も上がるのでオススメです。
さいごに
今回の記事はあくまで「ビーターって何?」という方向けなので、ざっくりとした紹介にさせていただきました。
ビーターの形状、打面に当たる面積でも音や感触が変わるので、そのあたりは後日紹介しようと思います。
ビーターを変えると音が変わるのは当然なのですが、音が変わることによって自然とその音に見合う演奏をしようとするので、新しい演奏スタイルの発見に一役買うことがあります。
大きな買い物ではないので、お気に入りのスティックを探す感覚で色々と試してもらえたらと思います。
読んでいただきありがとうございました。
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