こんにちは、慎太郎(@shintaro_163cm)です。
ドラムのレッスンって曲を演奏するだけではありません。
リズムパターンの練習やフィルインの練習はもちろん、スティックコントロールもしています。
そうすると、メトロノームを鳴らして一緒に叩く事はザラにあります。
人によっては無機質だからあまりやりたくない。曲の練習したいなぁなんて敬遠されることがあります。
僕はよだれが出るほど好きなんですけどね。
そんなキモイ話は置いといて、そういった曲の練習ではなくドラム主体の練習になると決まってこんなことを言われます。
目次
小節を数えるのは難しい?
そうなんです、ドラムを演奏していると今何回叩いたんだろう?って思ってしまうことがあります。
これは仕方がありません。
何故ならドラムには音階がないからです。
小節を数えることと音階が関係あるの?と疑問に思う方もいらっしゃると思うので、まずは譜面を見比べてみましょう。
まずはギターの譜面です。
ライブで使用しています。自分で書いているので見にくかったらすみません。
小節の上に書いているアルファベットはコードになります。
この場合、「BメロはC→G→Am→Gと弾いたら4小節」というように、音と共に小節を数えることができます。
それに対して、ドラムの譜面を見てみましょう。
同じリズムパターンが並んでいるので叩くのは簡単ですが、目印が無いのでAメロの4小節目に書いてあるタンタタというフィルインをいつ叩けばいいのか分かりづらいです。
とはいえ音楽をする以上、小節を数えるのはとても大事な事です。
数えることが出来なければ、バンドで演奏することが難しくなります。
というわけで、小節を数えるコツや練習法を紹介します。
参考になれば幸いです。
まずは4小節を数えるのが目標
最初の目標は4小節を確実に数えることです。
この4という数字がとても重要になります。
世の中の曲は4小節もしくは8小節で展開を区切ることが多いのです。
語呂が良くなるので、聴いている人にも曲がスッと入り込みやすいです。
俗にいうキャッチーな曲というのはこれを上手く利用しています。
ちなみに、ブルースは12小節で1つのまとまりになっています。
12小説の中でしっかり起承転結が出来ているので、聞いたことがない人は是非聞いてみてください。
お気付きでしょうが、ここで紹介した数字は4、8、12とすべて4の倍数になっています。
最小の数字である4がマスター出来たら他の8、12小節が理解できるのは時間の問題です。
小節の数え方
それでは、僕が実践して効果があった方法を3つ紹介します。
特別な道具はいらないので、自分に合う方法を試してみてください。
パターンを口ずさんで回数を数える
リズムパターンを口に出して数えます。
例えば↓のパターンがあったら
ドンタンドドタン、もしくはドツタツドドタツと言います。
口に出すと何も言わないよりも数えやすいのでオススメです。
プロドラマーでもライブ中に口ずさむ人がいます。
スネアドラム2発叩くと1小節と数える
またまた同じ譜面ですが
スネアドラムが2発入っていますね。
リズムパターンの練習を続けると、特に意識しなくても叩けるようになります。
そうなると、今度はスネアドラムを数えることのみに集中して叩きます。
読み方を「ドンタンドドタン」から「ウンタンウンタン」と変化させていきます。
ハイハットやバスドラムも一緒に数えてしまうと注意散漫になってしまうので、最低限だけ意識しておこうという考え方です。
4小節毎にフィルインを叩く曲を聴く
やはり模範例を聞くと理解しやすくなります。
そんな都合のいい曲があるのか?
実はあります。しかも超名曲です。
それがこちら
アイドルでありシンガーであり、そしてドラマーでもある森高千里様の「渡良瀬橋」です。
これ以上ないお手本なので、聞きこんで4小節感覚を養いましょう。
さいごに
小節を数えるのが難しいというのは、全ドラマーが悩む問題です。
決して恥ずかしいことではないので、悩みを共有して一緒に解決に向かえたらと思っています。
時間の問題で解決することもありますが、やはり今回紹介した練習をすると解決までの時間が短くなります。
小節を数えることが出来たら、音楽の聞こえ方が変わり、より音楽が楽しくなります。
最初は大変だと思いますが、一緒に頑張りましょう!
読んでいただきありがとうございました。
ドラムレッスンしています。詳しくはこちらをご覧ください。