こんにちは、慎太郎(@shintaro_163cm)です。
ドラムを叩いていて、こんな悩みありませんか?
・タムが綺麗に叩けない・・・
・フィルインの練習法が思いつかない・・・
曲の練習をしていても、タムを叩く機会ってあまり無いんですよね。
1つのフィルインばかりの練習もいいのですが、決まった動きしかしなくなるので応用が利きにくくなります。
ということで今回は、そんな悩みを解決するタム移動に特化した練習を紹介します。
参考になれば幸いです。
目次
練習法
まずはスネアドラムを連打してみましょう。手順は右左右左…となります。
4発のまとまりが4つ存在していると意識してください。譜面で表すと、このようになります。
ここから少しずつ変化させていきます。
1発目をフロアタムに
1発目をフロアタムに移動します。それ以外はスネアドラムを叩きましょう。
メトロノームを使って練習する場合、BPM60から始めましょう。
↓の動画と譜面を見ながら動きを確認してください。
2発目をハイタムに
次に2発目ですが、左手でハイタムを叩きます。
フロアタムを叩くのは大変なので、ハイタムに移動します。
3発目をフロアタムに
3発目は右手なので、フロアタムに移動します。
1発目と同じ動きなので、そんなに苦労はないかと思います。
4発目をハイタムに
もうお察しかと思いますが、最後は4発目をハイタムに移動します。
2発目にも言えることですが、右手に比べて難易度がかなり高いのでたくさん練習してください。
全部くっつける
慣れてきたら、上の4つの練習をすべて合体して叩いてみましょう。
体の軸がぶれないように叩くのがコツです。
やり方が分かったら、動画のようにスピードを上げましょう。
1つずつ組み合わせる
全部できるよ!という方は、4発ずつではなく1発ずつずらしていきましょう。
集中力も養えるとても良い練習です。
タム移動の練習で得られる3つのメリット
体がタムの存在を認識する
僕は、「曲の大部分がリズムパターンを占めている=タムを使用するフィルインはリズムパターンほど登場しない=体がタムを叩くことに慣れていない」と考えています。
すなわち、頭では分かっていても体が動きを覚えていないから叩けないという結論に至ります。
この練習はそれを解消し、体がハイハット、スネアドラム、バスドラム以外の楽器を認識するために必要なエクササイズと考えています。
連打の精度が上がる
タム移動がメインの今回の練習ですが、タムを叩きながら空いているところをスネアドラムで埋めていく。
実践を想定するとしたら、この時に連打の粒がそろわなければ練習の意味はありません。
スネアドラムのみを叩いている時よりもリズムキープに気を遣うと思いますので、良い練習になります。
ドラムソロ構築が出来るようになる
世の中のロックドラマーの大半が、このタム移動を駆使してドラムソロを叩いています。
ということは、この練習を極めるとドラムソロが叩けるようになります。
タムに移動するタイミングをずらして叩くとそれっぽくなるので、あなたがこれからソロ構築をする際の1つの材料になります。
さいごに
いかがだったでしょうか。
僕もドラムを始めたばかりのころはタムの移動はかなり苦手でした。しかし今回紹介した練習を諦めずに続けることでフィルインが綺麗に叩けるようになり、ドラムソロも叩けるようになりました。
動画では短めに収めていますが、最低でも1分以上は持続して練習していただきたいです。練習すればするほど、効果を実感できます。
タム移動そのもののコツもあるのですが、少し長くなってしまうので、また別の記事で細かく解説します。
読んでいただきありがとうございました。
※タム移動のコツについてはこちら
ドラムレッスンしています。詳しくはこちらをご覧ください。