こんにちは、慎太郎(@shintaro_163cm)です。
ドラムは、他の楽器と違い足を使う楽器です。
昔お師匠に「ドラムを叩くからには手足すべて楽器と思え」と言われました。
なので、スティックだけではなく足元にも気を使うべきと考えています。
そんな疑問を持つ方も多くいることでしょう。
そこで今回は
何を基準に靴を選べばいいのか
ドラム演奏に使える靴の種類と特徴
を紹介します。
参考になれば幸いです。
何を基準に靴を選べばいいのか
ここをはっきりさせておくと、後々間違いを起こさずに済みますので、先に言っておきます。
- 大きい音を出したいのか
- 細かい演奏がしたいのか
この2つのどちらかになります。
大きい音=ハードロックやヘヴィメタル
細かい演奏=ポップスやジャズ
ざっくりしていますが、こんな風に考えていただいて大丈夫です。
靴の種類
それでは、どんな物があり、どんな特徴があるのか見ていきましょう。
まずは細かい演奏向きな靴です。
スニーカー
王道ですね。歩きやすい靴なんだからドラムで使用しても大丈夫。その通りです。
皆が履いているのはConverseあたりでしょうか。
僕は足が幅広なので、NEW BALANCEを好んで履いています。
色々な曲に対応できますし、足首が使いやすいから細かい演奏にもマッチしているので、重宝しています。
スリッポン
女性が演奏時に良く履いているイメージがあります。
スニーカーだと靴ひもがほどけてしまうから、気が散ることがあります。
そのデメリットを解消しているので、アリだと思います。
こちらもスニーカー同様、万能タイプの優等生です。
スリッパ
意外かもしれませんが、実はドラムに向いています。
オススメのものは、公民館などでよく見るTHEスリッパです。
実際使うとわかるのですが、スリッパの底の部分がキックペダルのボードに密着してかなり安定します。
ブーツ
大きな音を出したい時に使います。
靴の重量やソールの分厚さがそのまま音に影響されます。
僕が昔履いていたのはティンバーランド系のブーツでした。
低音もかなり出て、メンバーに驚かれたことがあります。
唯一の欠点は、微妙な音量操作が難しいことです。
絶対NG
オススメだけでなく、やめた方がいいものも紹介しておきます。
それは、サンダルです。
特に、ビーチサンダルのような形のものは、足の動きと連動しないので、演奏の邪魔をしてしまいます。
当時何も考えずにサンダルを履いてボサノバを叩いたら、気が散りすぎてひどい演奏になりました。
それからは避けるようにしています。
余談
皆さんの中には裸足派の人も居ると思います。プロの人でもたまに見かけます。
絶対ダメというわけではないのですが、ケガをしやすいのが最大のデメリットです。
ですが、キックペダルを踏む感触がダイレクトに伝わるので、後に靴を履くことを見据えている場合の、踏み方の1つの参考になるのではないかと考えています。
さいごに
ドラム演奏時の靴は、慣れてしまえば何でも大丈夫だよと言われることもあるでしょう。
しかし、慣れるまでに何を履いて練習するか。
これが今後の演奏に関わってくると思うので、自分と相性ピッタリの靴を探すのも大切です。
手ごろな価格のものでもいいので踏み比べしてみてください。
ここに書いていない意外な靴が、良い演奏につながるかもしれません。
読んでいただきありがとうございました。
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