こんにちは、慎太郎(@shintaro_163cm)です。
以前の記事で音楽教室を始めたと書きましたが、
レッスン以外は自分の練習に使ってばかり。贅沢ですねぇ。

それだけのために使うのははもったいないので、スタジオを利用してYouTubeを始めることにしました。
YouTubeではドラムのセッティングとか機材についての解説から始めていこうと思います。
このブログでも、同様の解説をしていきます。
今回はハイハットについて。
突然ハイハットが動かなくなった経験、みなさんあると思います。
演奏中に起こると焦っちゃいますよね。
僕はライブ中にやらかして泣きそうになったことがあります。
そんなハイハットが動かなくなった時のトラブルの解決法を紹介します。
参考になれば幸いです。
ハイハットが動かない時
ハイハットって左足を使ってオープンやクローズする楽器です。
この子ですね。

なんですが、左足を動かしても上の部品だけしか動かない、ハイハットが動かない時がありますよね。

上の部品しか動いてない
こういう時は、まず上の部品を取っちゃいます。


んで、ハイハットも取り出しましょう。重いので気をつけて。


すると、フェルトとナットがポツンと置いてあります。これが外れてしまったのがハイハットが動かない原因ですね。

この子らも取り出します。

そしてこの部品達を全部くっつけていきます。
上についていたボルトをハイハットに差し込みます。

ハイハットを逆さにするとこんな感じ。

ここにフェルト→ボルトの順番で取り付けます。

これで完成です。

ハイハットのネジなんですが、演奏してるとだんだん緩くなってきます。
気がついた時で良いので、ナットが緩んでいないかチェックしておきましょう。
ハイハットクラッチの紹介
先ほどハイハットを挟んでいた器具、これをハイハットクラッチと言います。

このハイハットクラッチの細かい紹介をしますね。
全部バラすとこんな感じになります。

上から
ボルト
ロックナットが2つ
フェルトワッシャーが2つ
クラッチナット
と、名前がついています。
これを順番に組み立てていきます。
まずはボルトにロックナットを取り付けます。
この時の注意点。
ロックナットにある突起が向かい合うようにセットしてください。

ボルトに取り付けるとこんな感じ。

このロックナットですが、上までしっかり締めてください。
次はフェルトワッシャー。
これは差すだけです。超簡単。


本来はこの次にハイハットを取り付けますが、今回は割愛。
そしてまたフェルトワッシャーを取り付けて、

クラッチナットで蓋をして

完成です。
さいごに
以上がハイハットが動かないトラブルの対処方法とハイハットクラッチの構造でした。
いかがだったでしょうか?
トラブルの対処方法とかクラッチの取り付けって意外と簡単なんですよ。
ドラムのトラブルって目に見えるものばかりなので、機材の構造を知っていると「あ、こういう時は多分ここだな」って分かってきます。
なので、普段使用しているスタジオや部室の機材を試しにバラして組み立ててみたりして、機材の作りに詳しくなっていきましょう。
読んでいただき、ありがとうございました。
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