こんにちは、慎太郎(@shintaro_163cm)です。
よく音楽史に残る名盤!なんて文言をよく目にするかと思います。
The Beatles、Led Zeppelin、Michael Jackson、Queen、James Brown、B.B. King、Louis Armstrong等の超ビッグネーム達が残した音楽の事を指しますね。
彼らの残した功績は計り知れず、現代の音楽にも影響を与えています。
僕も音楽を生業にしている身。
「このアルバム以前と以後で音楽が変わった」「これを聞かない奴はモグリだ」「このジャンルを知りたければこれを聞け」
なんて事を先輩方に言われまくり、TSUTAYAに走ってCDをレンタルし、夜通し聴き漁っていたものです。
今回はそんな歴史的名盤に関する疑問です。
聴いてもピンとこない
とかワクワクしながら再生ボタンを押します。
…。
……。
…………。
皆さんもそんな経験ありませんか?
僕はそこそこあります。
タワレコとかで名盤!とか謳ってるから、さぞかしすごいんだろうなと思いつつ期待にそぐわないこと、ありますよね?
そんな時はこんなふうに考えましょう。
当時は革新的だった
The Beatlesの「Something」や「All My Loving」の歌うようなベースラインはそれまでのベースの概念を覆しています。
Miles Davisの「Milestones」や「So What」で使用されるモード奏法は、モダンジャズの新しい形となりました。
今でこそよく耳にする奏法ですが、当時は当たり前に存在するものではありません。
先人たちの新しい音楽を求める情熱がこのような演奏を作り出しました。
現代にまで伝わる奏法を生み出した功績を考えると、その偉大さがわかります。
自分の音楽力不足
一流のミュージシャンは一流のリスナーでもある
Edward Van Halen
という名言にある通り、プロのミュージシャンは一度聞いただけでその演奏の凄さが分かると言います。
世間的に評価されている名演を聴いても何も感じない時は、自分の中に問題があるということですね。
名盤を名盤と感じるには
ここからはこんな疑問にお答えします。
名盤の周辺も聞く
例えば、The Beatlesの中でも最高傑作と名高い「Revolver」。
調べてみると、「Revolver」は1966年に発表されたようです。
なので、ネットで「1960年代 洋楽 ロック」と検索します。
すると1960年代のヒット曲をまとめたサイトがヒットするので、目についた曲を片っ端から聞きまくります。
The Whoの「My Generation」、Jimi Hendrixの「Purple Haze」、Steppenwolfの「Born to Be Wild」、The Rolling Stonesの「satisfaction」などとにかく聞き、他の曲と比較していきます。
大体聞き終わったら、次は1950年代のヒット曲を聴き漁ります。
1960年以前の曲も聴く事で、音楽がどれだけ進化しているのかを体感することができます。
名盤のコピーをしてみる
先程挙げたヒット曲は、後世に語り継がれているだけあって、素晴らしい演奏です。
その素晴らしい演奏をコピーしてみましょう。シンプルな演奏の曲でも大丈夫。
そして、自分の演奏を録音して聴いてみます。
すると、
フレーズの滑らかさが段違い…
なんて本家と比べて絶望することになります。
この演奏ができるまでにどれだけの苦労があったのか。
そつなくこなしているように聞こえさせていること自体がレベルの高さを伺えます。
こんなふうに、聴くだけでなく演奏してみることで名盤を肌で感じます。
こうする事で、ミュージシャンの偉大さを再確認できますね。
さいごに
長々と書きましたが、名盤を名盤と感じる方法を一言で雑に言うと、めっちゃ音楽聴いてめっちゃ練習しなさいってことです。
CDやレコードに付随しているライナーノーツを読むだけでも新しい発見があるので、可能であればサブスクではなくCDを聴くことをおすすめします。
読んでいただき、ありがとうございました。
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