こんにちは、慎太郎(@shintaro_163cm)です。
ドラムを叩いていると、こんな事ありませんか?
力が入りすぎてるって言われる
音が汚いと言われる
音が固いと言われる
ドラマーあるあるですね。僕も最初の頃はやたらと周りから言われました。
そんな時に決まって言われるんですよね。
脱力したら?
できるならやっとるわ
ということで、今回はドラムを叩く時に力を抜く方法について3つほど紹介します。
いずれも僕が実際にやってみた事ばかりなので、参考になれば幸いです。
力まなくなる方法
早速紹介していきましょう。
時間がかかるものや即効性のあるもの。色々ありますので、これ良いかもってものは取り入れてみてください。
正しい叩き方を知る
独学の方にありがちですが、叩き方が我流な為、フォームが変になって力んでしまうということがあります。
椅子の座り方、足の置き方、スティックの構え方から見直して、ストローク(叩き方)の基礎を叩き込みましょう。
基礎についてはこちら
こんな事を言う人は、大体基礎を疎かにしている人です。
時間をかけてじっくり取り組むと、ある日「そんなに力要らないな」と演奏のしやすさに気付くはずです。
打点を奥に設定する
ドラムを叩く時、どこを狙って叩いているかでも力の入り具合は変わります。
初心者の方は打面を狙って叩くと思います。
実はこれ、オススメできません。
というのもこの叩き方の場合、打面がゴールになっているので叩く前にスティックを振るスピードが無意識に遅くなることが多いです。
遅くするために力が入ってしまい、音も汚くなってしまいます。
この場合の解決策ですが、ゴールを奥に決めておきます。
こんな感じですね。
こう考えておくと、ショットスピードが落ちる事なく楽に叩けます。おまけに音も大きくなるので、良い事づくしです。
打面は消耗品、破れるものと思ってビビらずに叩きましょう。
曲が聞こえる音量で叩く
ドラムは他の楽器よりも迫力があります。
なので激しい曲を演奏すると、テンションが上がって自然と音が大きくなっていきます。
音が大きいのは大歓迎なのですが、曲を聴きながら叩けているでしょうか?
そんな人は力が入っているかもしれません。
なるべく楽器の音も聞こえるように叩きましょう。
特にベースを積極的に聴くべきです。
方法は簡単。
個人練習などスタジオで練習する際、自身の叩いている音量を、周りの音が聞こえるようになるまで落としていきます。
激しい曲、静かな曲、どんな曲でも音量を落としてください。
ドラムの音量に音源を合わせるのではなく、音源にドラムの音量を合わせていきます。
慣れてきたら「こんな音量で良いの?」と思っちゃうぐらいに音源を小さくしましょう。
楽器の音が聞こえてくると、一緒にリズムを作る感覚を養うことができます。
そうなると、ドラムを叩いて曲を進めないといけない!という考えから脱却出来、力が抜けていきます。
いつ力が入るのかを知っておこう
以上が脱力に向けての方法になります。
色々な方をレッスンしていますが、力が入ってしまうのは皆通る道なので、自分だけと思わなくても大丈夫です。
大事なのは、いつ力が入ってしまうのか?を自分自身で理解しておく事です。
例えば
- クラッシュシンバルを叩く時に必要以上に強く叩いている
- バスドラムを踏む時に体全体が揺れている
- 連打をする時に肘から先が固まっている
- フィルインの直前に気合が入りすぎて大きすぎる音で叩いてしまう
このように自己分析をすると、力んでしまう原因にたどり着くことができます。
さいごに
力が入ってしまうことがダメなのは分かっているのに、どうしても力を入れてしまう。
そんな方も多いかと思います。
まずは、ドラムは力が必要ないんだと気付くのが大切です。
いつもと違うから戸惑ってしまいますが、まずは気持ちの面から変えていくと、脱力しやすくなります。
良い演奏をするために、じっくり取り組んでみてください。
身につけることができたら、あなたの心強い武器になります。
読んでいただきありがとうございました。
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