こんにちは、慎太郎(@shintaro163cm)です。
このページにたどり着いたということは、
と、思っている方が多い事でしょう。
実際僕も最初はなぜ必要かわかりませんでした。独学で演奏していた2年間、1度も使ったことがありませんでした。
しかし、使うことによって得られるものがあまりにも多かったのです。
なので、メトロノームを使うか使わないかが大きな差になると断言できる理由を紹介していきます。
リズムキープ力がつく
これは当然ですね。いつも同じ速さで演奏するためです。安定した演奏には欠かせません。
リズムは自分が思っている以上にズレやすいです。
特に、激しい演奏をすると気持ちが高ぶって速くなってしまったり、演奏中に疲れて遅くなってしまったりといったことはよくあります。
リズムを司るドラマーとして、自分の気分やコンディションでブレが起こるのはいただけません。
そして、ズレてしまったことを自覚するためのツールとして、メトロノームが使われます。
あなたが必死になって練習した格好良いフレーズも、ズレてしまうと魅力がなくなってしまいます。
聴く力が身につく
バンド演奏をしていても、自分の音以外聞こえない。もしくは、聞こえているけど音に対応できない。そんなことがあるかと思います。
実はメトロノームの練習は、耳を鍛えることができます。
(ここズレたな・・・) (このフレーズで力んでしまうから脱力を心がけよう)
(こう演奏してうまく合わせよう)
練習しているとこんなこと考えますよね?こう思っている時点で、既に耳が強化されています。
そうです、自己分析しながらアンサンブルの練習が出来ると捉えることができます。
この練習を繰り返すことによって、実際のバンド練習にも活かすことができます。
制限を設けることが出来る
♩=150(テンポ150と読みます。速さの事です)で演奏できるフレーズを♩=170で演奏しても同じような演奏が出来るか?
♩=80の曲を♩=50で演奏してもズレずに演奏できるか?
といった、いわゆる縛りプレイのようなものが出来ます。要は、自分が制御できる速さの限界を広げることができるということです。
速さの限界というと、めっちゃ速いスピードと思われるかもしれませんが、めっちゃ遅いスピードも含まれます。
最初は設定した速さに対応できず苦労すると思いますが、これも大事な練習と考えてじっくり取り組んでみましょう。
どんなメトロノームが良いの?
皆さんは、メトロノームと聞いてどんなものを思い浮かべますか?
こんなものではないでしょうか?
このアナログ式なのですが、あまりお勧めできません。
なぜかというと、音が小さいのが大きな理由です。自分だけの練習なら何とか出来るかもしれませんが、(ドラムは音が大きすぎて使用不可能です)バンドアンサンブルで使うとまず聞こえません。
そこで使えるのが、電子式のメトロノームです。
電子音を使用するのでPAにつないで大きな音で鳴らすことが可能です。バンドのレコーディングでも使用するものになっているので、必ず導入しましょう。
最後に
今回はメトロノームの必要性について僕が感じたメリットを紹介させていただきました。
世の中のミュージシャンは必ずメトロノームを使って練習しています。
人々を魅了するテクニックや、目を止めるパフォーマンスは確かに大事ですが、それらはすべてテンポが安定した演奏の上に成り立っています。
この記事を見て、メトロノーム使ってみるか!と思っていただけたら幸いです。
読んでいただき、ありがとうございました。
ドラムレッスンしています。詳しくはこちらをご覧ください。