こんにちは、慎太郎(@shintaro_163cm)です。
今回は16分音符を利用したビートを紹介します。
通称16ビートってやつですね。
ハイハットをたくさん叩きますので、音色にも注意して練習しましょう。
※足が16分音符のビートはこちらへどうぞ
目次
片手16分音符を使った叩き方(シングルハンド)
まずは右手だけで16分音符を叩く方法から紹介します。
こういった叩き方をシングルハンドと言います。
何か格好良いので覚えておきましょう。
ハイハット+スネアドラム
|ツクツク|タクツク|ツクツク|タクツク|
と聞こえたらバッチリです。
右手の動かし方ですが、慣れないうちはフラットに叩いても大丈夫ですが、更により良くしたいならアクセント奏法を利用しましょう。
これ
バスドラムを追加
まずは1発目のハイハットにバスドラムを合わせていきます。
これ自体はそんなに難易度は高くはないので、次に進みましょう。
バスドラムを増やしてみる
その1
よくあるミスとしては、
|ドクツク|タクツク|ドツドツ|タクツク|
の3拍目のドツドツで、バスドラムを急ぎ過ぎてドドツツになってしまうケースです。
遅いテンポから始めて確実に叩けるようにしましょう。
その2
ダブルキックが出てきます。
ダブルという言葉に惑わされずに、一発一発をしっかり踏みましょう。
実際の曲での使用例
Tangled/Maroon 5
Maroon 5の超名盤からの選出です。
有名曲にSunday Morningがあるのでぜひ聞いてみてください。
この曲はすべて右手16分音符ですが、0:42~のサビで叩いているビートを紹介します。
両手16分音符を使った叩き方(オルタネート)
こちらでは、両手でハイハットを叩く奏法を紹介します。
先程のシングルハンドに対して、こちらはオルタネートと言います。
シングルハンド・オルタネートはセットで覚えちゃいましょう。
ハイハット+スネアドラム
右手でスネアドラムを叩くので最初は違和感が凄いですが、正直慣れです。
回数をこなしていけば問題なくなります。
シングルハンドと譜面が一緒に見えますが、よく見るとスネアドラムの上に✕マークがありません。
判断材料はこれだけなので、注意しておきましょう。
叩てみると分かりますが、両手で叩く性質上、どんどん速くなってしまいます。
なるべくメトロノームを使用して練習しましょう。
バスドラムを追加
注意点は、音量操作です。
両手でハイハットを叩くので、気が付いたら
|ドクツク|タクツク|ドクツク|タクツク|
このようにハイハットがとにかくうるさくなります。
ハイハットはこれでもかというぐらい音を小さくしましょう。
バスドラムを増やしてみる
その1
バスドラムは右手のハイハットと同じタイミングで踏むので、右手先行で考えて叩くと良いかと思います。
その2
左手のハイハットとバスドラムを合わせるのが少し難しいかもですが、やはりじっくり練習するしかありません。
メトロノームを倍の速さで鳴らして練習するなど、工夫してみてください。
実際の曲での使用例
Pretender/Official髭男dism
大人気の髭男ですね。言うまでもない名曲です。
イントロやサビでガンガン叩いていますね。
ドラムだけ抜き出すとこんな感じです。
さいごに
今回は16分音符を利用したビートという事で、一気に2種類紹介させていただきました。
どちらも曲のバリエーションを増やすにはとても大事な奏法です。
個人的な見解になりますが、同じ16ビートでも曲に及ぼす効果は結構違ってきます。
まとめてみると
シングルハンドは遅いテンポを確実に叩ける奏法。バラードを演奏する時に隙間を生まない叩き方。
オルタネートはテンポ問わず使用可能。きらびやかな演奏に最適。
こんな感じです。
ただ形を叩くだけではなく、ハイハットを増やすことによってどのような効果が生まれるかを考えながら叩くと、今後の音楽の見方も変わってきます。
体だけではなく、頭も使って練習してみてください。
読んでいただきありがとうございました。
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