こんにちは、慎太郎(@shintaro_163cm)です。
自分の楽器を買う時、新品・中古のどちらにするべきか悩む方は多いと思います。
自分がどんな音楽がしたいのか、どんな音が欲しいのか、と買う基準は様々。
そこで今回は、新品の楽器・中古の楽器のそれぞれのメリットを紹介します。
あなたが楽器を買う時の参考になれば幸いです。
目次
新品の楽器を買うメリット
まずは新品の楽器の良いところを挙げていきます。
なるほど、な部分も書いていきます。
自分で音を育てていける
新品の楽器は見た目が綺麗で手にすると気持ち良いですよね。
楽器の最初の持ち主になるので、いい気分になります。
そして、音が純粋無垢です。
まだ誰もいじっていない音を自分の色に染めていく過程がとにかく楽しいです。
ドラムに限らず楽器は、時間が経過するとともに音が変わっていきます。
どんな音楽をしてきたか、どんな叩き方をしてきたのかでも変わります。
そうしてあなた専用の楽器になっていきます。
最近の曲と相性が良い
今と昔では音楽の形式はまるで違います。
アナログかデジタルか。これぐらい違います。実際にデジタル化してますしね。
こういった曲を叩きたい場合は、迷わず新品の楽器を選びましょう。
個人的な推測ですが、メーカーが楽器を作る際、少なからず現在流行っている音楽の傾向を取り入れていると思います。
メンテナンスが楽
どんな楽器にも手入れは必要です。
ドラムの場合、チューニングだったり、パーツの買い替えだったりします。
中古の場合、このメンテナンスが難しい場合があります。
経験談ですが、パーツが製造中止されていて代用の物を使うしかなかった、なんてことがあります。
その点新品はとても楽です。
チューニングはスムーズに行えて、パーツが売っていない、なんてこともありません。
音作りに関しても、新品の方が難易度が低いように思うので、今後の事を考えて新品を買うのはアリだと思います。
中古の楽器を買うメリット
新品楽器のコーナーで中古のネガキャンが入ってしまいましたが、それを補って余りある魅力があります。
それでは中古楽器の良いところを挙げていきます。
最初から良い音が手に入る
中古という事は、過去にオーナーが居たという事です。
すなわち、既に音が完成されていると捉えられます。
音が完成されているという事は、「こんな音が欲しいなぁ」というイメージに近い音がすぐに手に入ることになります。
これは大きいですね。RPGで例えるなら序盤で伝説の武器が手に入ることと同じです。
良い演奏をするには良い音を聞けと言いますが、まさにこれが答えです。
良い音はお金で買えます。
値段が安い
予算の関係で新品には手が届かない。それならば中古を買っちゃおう。
中古を選ぶ理由の一つではないでしょうか。
新品と比べると、1~2万円ぐらい値下がりしていることが多いです。
中古を買って浮いたお金で別の機材を買う。
こういった選択肢も出てくるので、あえて中古を狙ってもいいかもしれません。
レア物な機材が手に入ることがある
楽器を知っていくと、製造年月がとても重要な事に気付きます。
詳しくなっていくと
19〇〇年代までは国産で作っていたけど、それ以降は別の国で委託製造するようになったから、なるべく国産のものを買う。
こんな風に考えるようになります。
中古品を探っていると、もう製造されていない貴重な楽器に巡り会うことがあります。
特にモダンな音楽をしたい方にとって、この出会いは運命のようなものを感じます。
自分に合った楽器を探そう
新品には新品の、中古には中古の良いところがあります。
パッと見は見た目だけしか違いが分かりませんが、潜在的な価値は別にあると思っていただけると嬉しいです。
じゃあどっちを買えばいいの?問題ですが、結論を言うと人によるとしか言えません。
あなたがやりたい音楽、出したい音によって変わってくるので、自分はどんな演奏がしたいのか考えてみてください。
簡単に言うと
最近の音楽がしたいなら新品
昔の音楽がしたいなら中古
こんな考え方で大丈夫です。
まずは楽器屋に行き、実際に音を聞いてみましょう。
読んでいただきありがとうございました。
ドラムレッスンしています。詳しくはこちらをご覧ください。