こんにちは、慎太郎(@shintaro_163cm)です。
ドラマーの演奏動画を見ていると、左足を動かしながら叩いている人を見たことがあると思います。
ライドシンバルを叩いている時に、ハイハットが動いているアレです。
あの動き、結構憧れますよね。
左足が動かせるようになると、それだけでなんだか出来る奴に見える以上に良いことが起こります。
この記事では
ハイハットを踏むとどんな効果があるのか
フットハイハットの習得方法
フットハイハットの注意点
について書いていきます。
参考になれば幸いです。
目次
ハイハットを踏むとどんな効果があるのか
最初にフットハイハットにはどんな効果があるのかを3つ挙げていきます。
格好良く見える
まずはこれですね。僕もここから入りました。
パッと見の印象というのはなかなかあなどれません。
人前で演奏するなら尚更見た目にはこだわりたいですからね。
レッスンでも無意識に左足を動かして演奏していますが、生徒さんからは「ハイハット動かすのどうやってるの?」とよく聞かれます。メインの練習内容よりも気になるようです。
リズムを取りながら演奏できる
ドラムは通常、両手と右足をバラバラに演奏します。
そうなると、どこでリズムを取ればいいのか分からなくなってしまいます。
そんな時に左足でリズムを取って、演奏を整えます。
そうすると、全ての動きが統一されてまとまった演奏になります。
体のバランスが取れる
両手両足をバラバラに動かすことによって、体のバランスが取れるようになります。
右足ばかりに体重が偏ってしまう、という事が無くなるので、良い演奏につながります。
この両手両足がバラバラに動くことを4Way(フォーウェイ)と言います。
フットハイハットの習得方法
それでは実際に練習してみましょう。
エアドラムでも実践できますので、気軽に試してみてください。
1.足だけで
最初は足だけで動きを確認します。
脳トレみたいですね。
今回は「ドンタンドンタン」を使います。
左足はヒールアップで踏みましょう。
2.右手追加
ライドシンバルを追加します。
ライドシンバルの1発目にバスドラム、1,3発目にハイハット、といった具合に考えましょう。
3.左手追加
最後に左手でスネアドラムを叩くと完成です。
とにかく叩き続けて、体がふらつかないようにしましょう。
色々なバリエーションで試してみる
慣れてきたらバスドラムを変えていきます。
焦らずに、足だけ→右手追加→左手追加の順番を守って練習してください。
いくつか例を挙げておきます。
その1
その2
その3
その4
フットハイハットの注意点
見た目が格好良く、良いところばかり目にする今回の奏法ですが、気を付けるべき点が存在します。
それは、フットハイハットに依存しすぎないことです。
習得してしばらくすると陥る現象ですが、左足の動きに囚われすぎて演奏に支障が起こることがあります。
度を越えて頼りすぎると、左足を踏まなければ演奏できなくなってしまいます。
そうならないために、左足はあくまでサブであることを忘れないようにしてください。
さいごに
ドラムの演奏をするうえで、左足はほとんど使わないカ所になります。
そのため、四肢の中で1番不器用なので、最初は思うように動かずに戸惑うと思います。
ですが今回のフットハイハットは、一度習得すると忘れることはほとんどありません。
なので、たくさん練習して左足の強化につなげてください。
今回は4分音符で踏みましたが、8分音符で踏んだり、2,4拍で踏んだりと、色々なバリエーションがあります。
ジャズやラテンでは左足を動かすのが必須になってきますので、将来的に演奏したいと考えている方はぜひ練習してください。
上記のようなデメリットも存在しますが、正直なところ使いようによるので、不安がらずに挑戦してみてほしいです。
頭の体操にもなるので、軽い気持ちでやってみてくださいね。
読んでいただきありがとうございました。
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