こんにちは、慎太郎(@shinatro_163cm)です。
今回は「パーカッション」の1つである、シェイカーのお話になります。
シャカシャカ振る楽器ですね。
こんなやつです。
ラテンミュージックで活躍しているイメージがありますね。
実はこのシェイカーを使いこなすことが出来ると、リズム感が大幅に強化されます。
この記事では
シェイカーってどんな楽器?
どうやって演奏するの?
オススメシェイカー3選
を紹介します。
参考になれば幸いです。
目次
シェイカーってどんな楽器?
まずはシェイカーという楽器について紹介しておきます。
シェイカーというのは、振ることによって音を出すことが出来る楽器です。
中が空洞になっている物の中に、砂や小石を入れています。
楽器店で売っているものだと、ビーズ系の小さな粒や、プラスチックを入れていることが多いです。
ラテン音楽で使用されるイメージですが、実はポピュラー音楽とも相性が良いです。
材質で音がまるっきり変わるので、シェイカーと一口に言ってもいくつもの種類を使い分ける人が多いのが特徴ですね。
どうやって演奏するの?
それでは本題である演奏方法について解説していきます。
持ち方と音の出し方
まずは腕を画像のように曲げましょう。
手は「パー」の形にして4本の指は閉じておきます。
シェイカーを持ちます。大事なのは、グッと握らずに脱力することです。
次に音を出す方法ですが、手首から動かさずに、肘を起点にして動かします。
大きく動かすと「チッチッチッ」と歯切れのよい音が出て、小さく動かすと「シャシャシャー」とこするような音を出すことが出来ます。
動画で確認しましょう。
簡単に言うと、シェイカーはこの2種類の音を使い分けて演奏します。
演奏方法
シェイカーは奥が深く、様々な演奏法があります。
大きく振るだけの演奏や小さく振るだけの演奏。それも良いのですが、より音楽的な演奏方法を1つだけ紹介します。
これが出来るようになると、他の演奏法にもつながってくるとても大事な方法です。
1発目を強調しよう
大きい音と小さい音の組み合わせです。
まずは動画をご覧ください。
譜面で表すと、このようになります。
1発目は「チッ」、残り3発は「シャシャシャ」ですね。
「チッシャシャシャ|チッシャシャシャ|チッシャシャシャ|チッシャシャシャ」と聞こえたらバッチリです。
まずは動きを確認しながら練習しましょう。
曲に合わせて練習
シェイカーの扱いに慣れてきたら、実際に曲と合わせて振ってみましょう。
曲の中でリズムを変えるのも良い練習ですね。
実際に合わせるとこのようになります。
最初はなかなか曲と合わないので焦りますよね。
そんな時は腕ではなく耳を使って演奏しましょう。
腕の動きが自然と曲に合ってきます。
オススメシェイカー3選
それでは僕が今まで使ってきたシェイカーの中で、これは良いぞというものを紹介します。
先述したように、演奏するジャンルやシーンでも必要な音は変わってくるので、あなたに合ったシェイカーを探してみてください。
MEINL(マイネル )シェイカー
シェイカーの定番です。
バンド演奏に負けない音質なので、大音量の中で力を発揮します。
その反面、小さい音を出すのが苦手なので注意しましょう。
Schlagwerk (シュラグヴェルク)ショーティー・シェイカー
個人的によく使うシェイカーです。
バランスの取れた音量と、質の良いまとまった音がどんなジャンルにも通用します。
値段もお手頃なので、持っているといざという時に役立ちます。
MEINL(マイネル)エッグシェイカー
「とりあえずシェイカーやってみようかな」という方にオススメです。
音が大きすぎないので、アコースティックな演奏に合いますね。
楽器のソロの間、シンガーや他の楽器陣が使っているのをよく目にします。
さいごに
シェイカーは、その手軽そうな見た目と、実際に演奏する難易度が一致しないので、とても面白い楽器です。
この感覚はドラマーに限らず、楽器を演奏する人全員に体験してほしいと思っています。
特に体の動きや力で演奏している人ほど上手く扱えない楽器になっていますので、シェイカーを使って耳で演奏するという楽しさを知ってほしいです。
やはりリズムを鍛えるにはパーカッションが1番なんだなと痛感しますね。
読んでいただきありがとうございました。
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