こんにちは、慎太郎(@shintaro_163cm)です。
今回は、フィルインについてのお話です。
ドラマーが目立つところ、それがフィルインです。
出来ることなら超格好良いフィルイン叩いて注目を浴びたいところですが、初心者だと叩きこなすのはなかなか難しいです。
そこで、まずはこれだけは覚えておこうというフィルインを紹介します。
王道のものから少しニッチなものまで紹介するので、しっかり練習していつでも叩けるようにしておきましょう。
目次
フィルインって何?
まずはフィルインとは何かを調べてみましょう。
長いので読み飛ばしても大丈夫です。
フィルイン(Fill-In、「埋める」の意)とは、主にドラムセット(広義ではギターやピアノ等の伴奏も含まれる)における演奏技法である。 一定のパターン演奏を繰り返す中でパターンの最後、もしくは楽曲の繋ぎ目の1~2小節で即興的な演奏を入れ、変化をつけることを指し、楽曲のスパイス的な意味合いから日本ではオカズと呼ばれる。ポピュラー音楽ではフィルインのフレーズが記譜されている場合もあるが、基本的に奏者のセンスに一任される。概ね、4小節目や8小節目の最後に入れられていることが多いが、特別な決まりはない。
フィルインの役割は主に伴奏にアクセントをつけることで楽曲を盛り上げることにあり、特にAメロやサビに移行する直前にはインパクトのあるフィルインが用いられることが多い。
Wikipediaより引用
専門用語が多くて分かりにくいですが、「曲の中でドラムが連打しまくって目立ってるところ」という解釈で大丈夫です。
ただし、どんな曲でも連打だけしておけばいいのか?と聞かれればもちろん違います。
様々な叩き方を組み合わせて表現していくことが大事になりますので、次の章ではその一例を紹介します。
短いフィルイン6選
それでは動画を交えながら紹介します。
譜面も用意しましたので、ついでに音符の読み方も覚えちゃいましょう。
※2小節毎にフィルインを叩いて簡素化しています。
その1 とりあえず連打
困ったらこれを叩きましょう。
何も考えずに派手になります。
その2 オールジャンル対応
ロック、ポップス、R&B、なんでもござれです。
「とりあえずタカドン叩くか」というぐらい使いやすいです。
その3 通称タム回し
これもレギュラー入りですね。
フロアタムを2発叩いても、もちろんOKです。
その4 戻ってくる
どんなテンポでも違和感なく使えます。
時計回りに叩くだけがフィルインではありません。
その5 フロアタムスタート
「お前のフィルイン、スネアからばっかりじゃね?」と言われないようにしましょう。
低音から始まるので目立ちすぎないのが良いですね。
その6 フライングタム回し
左手からタム移動を始めることで、ちょっと変わった印象を付けることができます。
左手の練習にも最適です。
長いフィルイン6選
長めのフィルインです。
場面を大きく変えたい時に重宝します。
その1 王道タム回し
王道中の王道です。
まずはここから、というイメージです。
その2 王道両手打ち
王道中の王道その2です。
盛り上げる時に使いましょう。
その3 短いフィルインの合体
足し算して作るパターンです。
短いフィルインをたくさん叩けるようになると、アイデアが浮かんできます。
その4 手順に注意
2拍目の「タタンタ」が鬼門になります。
しっかり発音できるようにしましょう。
その5 5つ割りフレーズ
譜面を見るよりも、「タタドドドン」×2と「タタタタ」の組み合わせと考えます。
耳を使って演奏しましょう。
その6 難解5つ割りフレーズ
その5と同じ考え方です。
手順に注意しましょう。
さいごに
いかがだったでしょうか。
フィルインはアイデア次第でいくらでも作ることができます。
とは言うものの、基本の形を知らなければ、良いフィルインを叩くのは難しいです。
今回紹介したフィルインや、あなたがよく聞く曲のフィルインを練習して自分のものにしましょう。
すると、オリジナルのフィルインを作ることが出来るようになります。
練習していくうちに良いフィルインの法則も見つけることが出来るので、たくさん挑戦してください。
読んでいただきありがとうございました。
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